第98回全国高校選手権で12/31に初戦がある、静岡学園高校サッカー部。
メンバーの中には鹿島アントラーズに内定している選手や2年生でも爆発力のある選手がいたりとサッカーで有名な静岡県を制した静岡学園高校です。
メンバーの出身やメンバーだけでなく監督の経歴についても調べてみました!
監督はブラジルと関係があるようですよ…!
注目選手についてもまとめましたので、ぜひご覧ください。
静岡学園高校サッカー部について
静岡学園高校は静岡県静岡市にあります。
公立高校ではなく、私立で中高一貫教育が売りの高校です。
サッカーに力を入れているため、中学のサッカー部についても強豪校と言われている名門サッカー校ですね。
また、静岡県全体がサッカーのレベルが高いことから、静岡県の代表=全国でも上位を狙っていけるだけの実力がある静岡学園高校です。
レベルの高い静岡学園高校ですので、プロサッカー選手になった先輩方も多く、サッカー好きなら必ず知っている、キングカズでおなじみの三浦知良さんも静岡学園高校の出身なのです。
第98回全国高校サッカー選手権大会の県予選では、準々決勝では飛龍と戦い抜き2−0で勝利、準決勝では浜松開誠館にまたもや2−0で勝利しました。
なんと、決勝では苦戦を強いられるかと思っていたのですが、富士市立に6−1で圧巻の勝利を納め、見事優勝、国立への切符を手にした静岡学園高校なのでした。
サッカー王国静岡県で戦う静岡学園のサッカーは南米スタイル。
サッカー王国で有名なブラジルなどをお手本にしているようですね。
ラテンスタイルを取り入れているため、個人の持っている技をUPさせることに重点をおきながら練習している静岡学園サッカー部。
松村優太選手をはじめとする、パスの技術やスピードなどは静岡学園の個性と言えますね。
指導方法も世界や一流を意識しているため、全国からサッカーが上達したい子供達が集まってくる、そんな静岡学園です。
ではそんな強豪校の静岡学園高校サッカー部のメンバー一覧や監督について詳しく見ていき、強さの秘訣などを考察していきますよ!
静岡学園高校サッカー部2019年度メンバーの出身中学や経歴紹介!
ポジション別に【名前・背番号・生年月日・身長体重・学年・前所属】をまとめていきます。
GK
北口太陽(きたぐちたいよう)
- 1
- 2001年10月8日
- 174cm/65kg
- 3年生
- 大阪市ジュネッスFC
野知滉平(のちこうへい)
- 17
- 2002年4月26日
- 177cm/71kg
- 2年生
- 清水エスパルス ジュニアユース
生嶋健太郎(いくしまけんたろう)
- 25
- 2003年5月7日
- 179cm/72kg
- 1年
- ヴィッセル神戸 U-15
DF
田中大晟(たなかたいせい)
- 2
- 2001年11月29日
- 175cm/65kg
- 3年
- セゾンFC
阿部健人(あべけんと)
- 3
- 2001年6月9日
- 178cm/68kg
- 3年
- シュート ジュニアユースFC
田邉秀斗(たなべしゅうと)
- 4
- 2002年5月5日
- 180cm/68kg
- 2年
- 奈良YMCA
中谷颯辰(なかたにそうしん)
- 5
- 2001年9月12日
- 178cm/64kg
- 3年
- 大阪市ジュネッスFC
西谷大世(にしたにたいせ)
- 15
- 2001年6月5日
- 175cm/64kg
- 3年
- セゾンFC
岩野寛太(いわのかんた)
- 22
- 2001年9月17日
- 168cm/60kg
- 3年
- Jフィールド津山
徳永誠也(とくながせいや)
- 23
- 2001年11月17日
- 173cm/60kg
- 3年
- 刈谷81FC
市川聖也(いちかわせいや)
- 24
- 2002年4月10日
- 182cm/66kg
- 2年
- シュートジュニアユースFC
関根大輝(せきねだいき)
- 28
- 2002年8月11日
- 183cm/70kg
- 2年
- 静岡学園中学
MF
権平美樹(ごんだいらよしき)
- 6
- 2001年8月8日
- 167cm/55kg
- 3年
- 静岡学園中学
藤井皓也(ふじいこうや)
- 7
- 2001年8月29日
- 165cm/57kg
- 3年
- AS.ラランジャ豊川
朝倉廉(あさくられん)
- 8
- 2001年4月28日
- 168cm/57kg
- 3年
- 川崎フロンターレ U-15
松村優太(まつむらゆうた)
- 10
- 2001年4月13日
- 173cm/63kg
- 3年
- 東淀川FC
渡邊怜歩(わたなべれある)
- 11
- 2003年2月6日
- 163cm/53kg
- 2年
- 静岡学園中
清水和馬(しみずかずま)
- 13
- 2003年6月13日
- 167cm/56kg
- 1年
- 静岡学園中
小山尚紀(こやまなおき)
- 14
- 2001年6月19日
- 173cm/63kg
- 3年
- セゾンFC
井堀二昭(いほりかずあき)
- 16
- 2001年4月16日
- 171cm/62kg
- 3年
- Jフィールド津山SC
藤田悠介(ふじたゆうすけ)
- 18
- 2001年5月25日
- 170cm/59kg
- 3年
- セゾンFC
草柳祐介(くさやなぎゆうすけ)
- 19
- 2001年5月16日
- 175cm/62kg
- 3年
- P.S.T.C.ロンドリーナ
柿本音王(かきもとねお)
- 21
- 2001年7月13日
- 167cm/61kg
- 3年
- 新潟FFC ジュニアユース
関俊哉(せきとしや)
- 26
- 2001年12月6日
- 167cm/62kg
- 3年
- esporte藤沢
矢田祥真(やたしょうま)
- 27
- 2001年5月29日
- 173cm/60kg
- 3年
- 大阪セゾンFC
小泉龍之介(こいずみりゅうのすけ)
- 29
- 2003年9月4日
- 173cm/63kg
- 1年
- EC JOGADOR
塩見春輔
- 30
- 2001年4月6日
- 169cm/60kg
- 3年
- JSC CHIBA
FW
加納大(かのうはる)
- 9
- 2002年9月13日
- 173cm/68kg
- 2年
- 静岡学園中学
岩本悠輝(いわもとゆうき)
- 12
- 2001年12月16日
- 171cm/60kg
- 3年
- 大阪ジュネッスFC
奥田友惟(おくだゆうい)
- 20
- 2001年6月25日
- 174cm/67kg
- 3年
- 千里丘FC
静岡学園高校サッカー部2019年度監督は誰?経歴は?
静岡学園高校サッカー部をまとめる監督は「川口修(かわぐちおさむ)」さんです。
川口修監督の生年月日は1973年6月30日で2019年12月現在、46歳です。
2009年から静岡学園高校で指導をしており、今年でちょうど10年目になりますね。
また、川口修監督も静岡学園高校の出身というOBさん。
高校卒業後は1年半、サッカー王国ブラジルにてサッカー留学をしています。
このサッカー留学の経験が、静岡学園高校のラテンスタイルの確率などに影響しています。
帰国後は現役選手としてではなく、コーチ業に専念。
静岡・藤枝明誠高校のコーチをつとめ、96年には出身でもある静岡学園高校でコーチに就任しました。
そして、2009年からは監督としてチームを率いている川口修監督です。
川口修監督が目指しているのは「観ている観客(人)を虜にするサッカーで日本一」というただただ日本一を目指すのではなく、観客をあっと言わせるようなプレーをするという高い目標を掲げています。
高校生の選手たちから見ると、両親より少し若いか同じくらいという選手が多いのではないでしょうか。
若い時からコーチをしている川口修監督、コーチングもきっと上手なんでしょうね!
開幕戦で大量得点で勝利した國學院久我山の強さの秘密は?監督についても!
そんな川口修監督が育てた、注目選手は一体誰なのでしょうか!?
静岡学園高校サッカー部注目選手は誰!?
注目選手なのでピックアップして3人選んでみました。
順にご紹介しますね。
松村優太
背番号10をつけている松村優太選手。
ドリブル突破が松村優太選手の強みで、コース取りが上手なテクニックも持ち合わせています。
それもあり、静岡決勝ではキックオフ18秒で得点を決めてしまいました。
決勝戦では6−1で勝利している静岡学園高校ですが、開始18秒で先制したことで相手へのダメージをインパクトかつ効果的に与えたのでしょうね。
重心の低さが売りの選手なので、難しい体勢になったとしてもボールを運ぶことができます。
また、ボールを追う時についついやってしまうのがヘッドダウン。
顔が下がってしまうことが多い中、松村優太選手は常に顔をあげて、周りの状況を把握しながらドリブル、パスワークに繋げることができます。
苦しい時でも活躍できるというのは、川口修監督の目指す「観ている人を虜に」するサッカーの基本ができているということなのではないでしょうか!?
すでに鹿島アントラーズに内定しているというプロが認めるレベルの高さの持ち主です。
阿部健人
静岡学園高校の主将を務める阿部健人選手。
ポジションはDFなのですが、非常に危機察知能力が高いと言われています。
ディフェンス能力が高いので、攻撃陣がボールを取られてしまったとしても中盤で取り返せるようにうまく周りの選手を操り、2層構造でディフェンスが機能するように動いています。
阿部健人選手が守備を徹底して構築していくことで、静岡学園高校の持ち味でもある前線の爆発力を引き出しているのですね!
加納大
加納大選手は前線メンバーとして爆発力がある選手です。
松村優太選手と同様にFWで攻撃を仕掛けていくのですが、オフェンシブな所に目がいきますね!
まだ2年生ということもあり、来年も楽しみな選手です!
静岡学園中学時代にはU-13日本選抜やU-14ナショナルトレセンメンバーに選出されたという経歴の持ち主。
攻撃の仕掛けたと思ったらクロスに飛び込むことも増えており、成長を感じる!と話題になっています。
3年生最後の高校サッカー選手権ですが、2年生選手で出場です。
出られなかった先輩たちの思いも背負いながらプレーする姿は注目ですね!
実は兄が二人もいらっしゃる加納大選手。
長男:加納錬(静岡学園/選手権には出られず)
次男:加納澪(静岡学園/2年時東福岡戦にてゴール)
加納大選手は一体どんな成績を残すのでしょうか?
活躍が楽しみですね。
岩本悠輝
2020年高校サッカー選手権でメキメキと存在感を放っているのが、この岩本悠輝選手。
岩本悠輝選手の活躍があったから静岡学園高校サッカー部がベスト4に進出できたと言っても過言ではありません。
先ほどあげた、加納大選手が怪我をして先発から外れていることもあり、先発起用が格段に増えています。
足がとても早い岩本悠輝選手。50mを6秒ジャストで走りきってしまうのです!
スピードが早いため、相手がマークしずらく、マークから逃れるのが上手です。
マークから逃れた結果、ゴールを量産する結果に繋がっています。
ベスト4進出をかけた準々決勝ではだんだん強豪校が揃ってくるため、1点を取るのが難しくなってくる高校がある中で、3点ゴールを決めた、静岡学園高校サッカー部。
しかもハットトリックを達成したのは、この岩本悠輝選手なのです!
日々のこの技量を上げる練習によって培われた運動量、体力と持ち前のスピードを活かして守備でも活躍しています。
攻守にわたり活躍できるのは、ポジショニングが上手、センスがあるからです。
絶妙な位置取りができる、痒いところに手が届く、そんな選手なのです。
サッカーに対する熱い思いを胸にプレーする岩本悠輝選手ですが、とっても明るい性格。
準々決勝でハットトリックを決めた後には、松村優太選手と一緒に「かめはめ波」ポーズで会場を沸かせました。
プレーで観ている人を虜にした後に、さらに虜にしてしまうようなパフォーマンスができるとは…。
今後、プロに進んでもファンを惹きつける魅力あふれる選手になりそうですね!
静岡学園サッカー部2019年度のメンバー・監督は?出身や過去の経歴も気になるまとめ
今回は静岡代表の静岡学園高校のサッカー部についてまとめました。
代表に選ばれている選手のプロフィールや監督も静岡学園高校の出身でブラジル留学の経験があることも判明しましたね!
爆発力に定評のある静岡学園ですが、それは2層構造でのディフェンスがあってこそ、というプレースタイルについてもわかりました。
ぜひ1試合1試合いい試合をして、汗と涙を流して欲しいですね!