お正月のスポーツ、箱根駅伝ですよね。
1月2日、1月3日の2日間で往路・復路を走りぬきます。
大学で陸上をやっている学生が憧れる舞台とも言える、箱根駅伝。
海外からも箱根駅伝に出場したくて留学してくる学生がいるほどです。
なんと2020年の箱根駅伝では華の2区で区間新記録が更新されました。
しかも、昨年までの記録、1分6秒台を上回る記録で話題です!
相沢晃選手について詳しくお伝えしていきます!
相沢晃(東洋大学)区間新記録!
華の2区と言われる、箱根駅伝の2区。
各大学のエースが2区に集まることで有名です。
そんな2区で区間新記録の1時間5分57秒を樹立!
今までの歴史では、日本人選手記録では塩尻和也さんの1時間6分45秒だったのですが、それを大幅に上回る記録を樹立した相沢晃選手です。
相沢晃(東洋大)区間新記録の影の立役者は伊藤竜彦!
1区の選手からタスキを手渡された時、相沢晃選手率いる東洋大学は14位からのスタートでした。
区間新記録に大きく関わる、東京国際大学は東洋大学の一つ前の13位でタスキを繋いでいます。
タスキを手にした相沢晃選手(東洋大学)と伊藤竜彦選手(東京国際)は並走しながら一つずつ順位をあげていきます。
相沢晃選手と伊藤竜彦選手は並走を続けながらどんどん前を走る選手を抜いていきます。
伊藤竜彦選手も相沢晃選手へのライバルとしての思いが強く、途中なんども苦しそうな表情を浮かべながら走る姿がテレビに写っていました。
相沢晃選手は表情を変える事無く、ひたすら目標に向かって走る、という姿が印象的でした。
2区の終盤には上り坂があるのですが、そこでとうとう伊藤竜彦選手は気持ちと体がついていかなくなってきます。
相沢晃選手はまだ残っている体力を振り絞りながらスパートをかけ、さらに一つ順位をあげて2区を走り抜き、見事区間新記録を樹立しました。
影の立役者は伊藤竜彦選手といっても過言ではないでしょう。
伊藤竜彦選手は最後こそ離されてしまいましたが、それでも昨年までの日本人記録1時間6分45秒を上回る、1時間6分18秒でタスキをつなぐことができました。
タスキを渡してからは地面に横たわり、チームメイトに介抱される姿が感動的でした。
相沢晃選手に話を戻しましょう。
相沢晃(東洋大)区間新記録達成の裏には監督の声
2区を走る相沢晃選手、途中何度も苦しい時があったと思います。
箱根駅伝では監督は後ろから選手に向かって話をする場面が何度かあります。
走る相沢選手へ、「5分台が出るぞ」と檄を飛ばしていました。
実は東洋大学の酒井監督は檄がやばいドSと話題なんですよね。
それもあって相沢晃選手がより素晴らしい走りを見せることができたのでしょうね。
相沢晃(東洋大)箱根駅伝2020区間新!東京国際伊藤との死闘に決着まとめ
箱根駅伝2020で区間新記録を樹立した相沢晃選手。
まさかの1時間5分57秒という驚異的な記録でしたね。
来年の2021箱根駅伝でこの記録を破る選手は現れるのでしょうか…