昨年、『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都』東京公演中に怪我が原因で突如休演された月城かなとさん。
どこで怪我をされたか、原因は何なのか、復帰はいつ頃を予定しているのかなど、物議を交わしました。
『I AM FROM AUSTRIA』より月組2番手スターとして復帰され元気なお姿を見せてくれておりますが、休演の真相は謎のままです。
今回は何故、どこの部位を怪我をされたのか徹底分析していきます!
月城かなとの休演理由と期間は?
月城かなとさんが休演された『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都』東京公演の期間は2019年5月3日(金)〜6月9日(日)。
5月18日(土)よりショーのみ全場面休演、5月21日(火)より芝居・ショー共に全場面休演と発表されました。
休演原因は『怪我』とのみ発表されており、それ以上に詳細には発表されていません。
当時の月城かなとさんは押されに押される月組の3番手スター。
そしてこの公演は大人気2番手スターの美弥るりかさんの退団公演でもありました。
美弥さんとも親交の深い月城さんにとっては休演の判断は苦渋の決断だった事でしょう。
また、ファンの方にとっても突然の休演発表に衝撃が走ったと共に詳細な情報がなく不安な気持ちが募ったことでしょう。
月城かなとはどこを怪我したの?足腰?
怪我の部位に関しては先程述べた通り、公式には発表されておりません。
しかし噂によると、足または腰を怪我されたとの事です。
これは「公演中に怪我をした」という情報と激しくダンスを行うショー作品を上演していたことから、怪我で出演不可能ということは足または腰を怪我されたという事が最有力といわれています。
また、最初はショーのみの部分休演だった事もショー中に起きた怪我という事が伺えます。
このことから、ショーの怪我で起きやすい足腰が怪我の候補として挙がりますね。
その後にお芝居含め全休演となった事から、日本物のお芝居であまり激しい動作のない演目ですら出演が難しい怪我の状態だった事が伺えますね。
舞台を務めるのがお仕事の月城さんにとって、一部休演でもお辛いでしょうに全休演となると相当悔しい思いをされた事でしょう。
また、まだ観劇されていないファンの方やこれからの観劇を楽しみにしていた方々にとっては、とても悲しかったことでしょう。
月城かなと休演で代役は誰!
当時3番手スターという立場でいらっしゃった月城かなとさんが休演された事によって、お芝居・ショー共に大きな穴が空くことになってしまいます。
そんな中、代役を務められたのは次の御三方です。
- 夢奈瑠音(ゆめなるね)さん…96期
- 蓮つかさ(れんつかさ)さん…97期
- 風間柚乃(かざまゆの)さん…100期
皆さん、月城さんより下級生ですね。特に、風間柚乃さんは5期も下の学年ということで、大抜擢ですね。
詳しい代役は以下の通りです。
『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』
- 本位田又八 月城かなと→風間柚乃
- 辻風黄平(宍戸梅軒) 風間柚乃→ 蘭世惠翔
『クルンテープ 天使の都』
第2~5場 プアット・ナ-ク(歓迎の儀式)
プーチャイクンヌンA:月城かなと→蓮つかさ
第7~8場 ルンム(若さ)
ヤイ:月城かなと→夢奈瑠音
第13場 チューチャート(派手に)
ファラン:月城かなと→蓮つかさ
第16~17場 ライキンドクーン(傷)
ラクマヌー:月城かなと→風間柚乃
こうして見ても、代役をされる御三方の抜擢具合が伺えますね。
また、お芝居で風間さんが月城さんの代役をされるのに伴い、蘭世惠翔さんが風間さんの代役をされることになったのも衝撃を呼びました。
蘭世さんといえば102期生で男役として初舞台、2018年月組公演『エリザベート』にて少年ルドルフとして抜擢されています。
また、2019年8月22日付で、娘役へと転向され、現在も活躍されています。
皆さん急な代役で戸惑いもありましたでしょうが、立派に勤め上げていらっしゃいました。
月城かなとの怪我は完治していない!?
2019年5月18日より休演されていた月城かなとさん。
その後出演予定だった専科轟悠さん主演『チェ・ゲバラ』も2019年6月1日に休演発表されてしまいます。
公演日程は以下の通りです。
日本青年館ホール公演:2019年7月30日(火)~8月5日(月)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演:2019年8月11日(日)~8月19日(月)
怪我をされたのは東京公演の最中となると、幾ら千秋楽後のお休みを挟んだといえど別箱公演には間に合わなさそうですね。
そして、その次の公演が復帰公演となる『I AM FROM AUSTRIA』宝塚大劇場公演でした。
では何故、怪我が完治していないのでは?と言われているのでしょう。
それは『I AM FROM AUSTRIA』宝塚大劇場公演中の10/29(火)に開催された『宝塚舞踊会』の休演発表がされたからです。
大劇場公演に復帰しているのに特別公演には出演しないのは何故か?と、ファンは不思議に思うと同時に怪我の完治を疑いました。
しかし、これにはいくつかの推測があります。
1つ目は、宝塚舞踊会のお稽古がかなり早い段階から始まっていたということです。
宙組トップスターの真風涼帆さんは6月に開催されたお茶会にて宝塚舞踊会の自主練習を既に始めていると仰っていたそうです。
確かに普段はそれぞれの公演がある中で5組中3組のトップコンビ、2番手スター、専科の方が揃ってお稽古を行う時間を設けるのは中々難しいでしょう。
それにより、かなり早い段階で自主稽古をスタートする必要があり、月城さんの怪我の回復が間に合わなかった可能性があります。
2つ目は、『I AM FROM AUSTRIA』はそれまで2番手スターを務め、絶大な人気を誇っていた美弥るりかさんが退団されて初めての大劇場公演。
ある種新生月組のお披露目公演とも取れます。
そこで、2番手スターに抜擢された月城さんには万全の状態で公演を勤め上げてもらいたい、という劇団側の配慮があったことも考えられます。
従って、怪我が完治していないということはあまり考えられないかと思われます。
月城かなとプロフィール
そんな月城かなとさんは2009年に宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」にて初舞台を踏んだあの華の95期生。
同期には既に退団された元娘役トップ愛希れいかさん、実咲凜音さん、妃海風さん、昨年末に続けてトップスターになられた礼真琴さん、柚香光さん、その他現在各組を支える男役スターの桜木みなとさん、朝美絢さん、瀬央ゆりあさんなど、そうそうたるメンバーが揃っています。
入団成績は17番で初舞台後は雪組に組配属され、2013年には「Shall we ダンス?」にて新人公演初主演をしており、以降3回にわたって新人公演初主演を務めております。
更に2015年、研究科7年という若さでバウホール公演『銀二貫-梅が枝の花かんざし-』にて主演を務めております。
その後、2017年に当時月組2番手スター美弥るりか主演シアタードラマシティ・赤坂ACTシアター公演『瑠璃色の刻』より月組へ組移動をしました。
2018年には日本青年館・シアタードラマシティ公演『THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜フィッツジェラルド最後の一日』にて東上初主演を務めました。
現在は2019年大劇場公演『I AM FROM AUSTRIA』より月組2番手スターとして活躍しております。
月城かなとの怪我の理由は?原因やどこの部位なのか詳しく!まとめ
月組2番手スター、月城かなとさんの怪我について見てきましたが、まとめると
- 月城かなとさんが怪我をされたのは『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都』東京公演の期間で5/18(土)以前
- 怪我の部位は恐らく足か腰で、ショー作品にて発症
- 休演期間の代役は下級生スター大抜擢
- 現在は完治している
という事がわかりました。
怪我なく元気な舞台でのお姿が観られるといいですね!