最近のスポーツでは若手の選手、特に10代、20代の活躍が目覚ましいですね。
今回は注目されている若手選手の一人、ボルダリングの森秋彩選手について、出身中学やご両親などを中心に調べてみました。
森秋彩の出身中学や高校は?
出身中学:つくば市立手代木中学校
在籍高校:つくば開成高校(通信制高校)
出身中学校はつくば市にある、小中一貫型の公立中学校です。
茨城県内の口コミランキングで、94校中24位というレベルの高い公立中学校。
勉強だけでなく、スポーツではハンドボール部が強く、また科学部が全国大会で連覇するなど、文武両道な学校です。
森秋彩選手は当時からクライミングの成績が有名で、友達から「かっこいい!」と言われることも多かったとか。
身近な人たちの応援は、競技へのエネルギーになったことでしょう。
今通っているつくば開成高校は、卒業生にタレントの鈴木奈々さんをはじめ、サッカーの常盤聡選手・新井純平選手、プロゴルファーの竹村真琴選手、里見咲紀将棋女流棋士などがいらっしゃいます。
ボルダリングの大会は海外遠征も多いので、勉強と両立できる環境を求めて、通信制の高校を選んだのでしょう。
自分の目標の為に高校を選べるのは、それだけ強い気持ちがあるからだと感じました。
森秋彩の両親や家族構成について
森秋彩選手は、父親、母親、弟との4人家族です。
父の森正夫さんは何度かメディアのインタビューにも登場されています。
お父さんもボルダリングの経験者で、森秋彩選手がボルダリングを始めるきっかけを作りました。
ボルダリングを始めた娘さんが、ここまでの活躍をするとはご両親には想像もつかなかったことでしょう。
今の活躍の陰には、きっとご家族の支えと応援があるのだと思います。
森秋彩がボルダリングを始めたきっかけは?
森秋彩選手がボルダリングを始めたきっかけは近くのショッピングモールのクライミングジムで、お父さんとクライミングに挑戦したことでした。
偶然の出会いがきっかけで、ボルダリングを小学1年生の6歳で始めます。
最初は高くて怖くて、全然登れなかったとか。
しかし、元来負けず嫌いな性格で、何度も挑戦するうちに登れるようになり、ボルダリングの楽しみの目覚めていきます。
始めはお父さんがクライミングにハマり、森秋彩選手はそれについて登っていた形です。
それがいつの間にか立場が逆転、森秋彩選手の練習にお父さんが付き合う形になっていきました。
そして、2012年にイタリアで開催された国際大会「アルコ・ロックマスター」(アンダー14の大会)に出場し、7~9歳の部でリード、ボルダリング、スピードの全カテゴリーで優勝。
森秋彩選手は当時8歳で、クライミングを始めて約2年という驚異の成長スピードだと分かります。
この大会は「クライミングを本格的に始めるきっかけになった」と、森秋彩選手自身が語っています。
持ち前の負けず嫌いな性格で、出来ないことにも取り組む姿勢が森秋彩選手の強さにつながっているのでしょう。
森秋彩が史上最年少で表彰台に!
森秋彩選手は高校生になって初めて迎えた、2019年「スポーツクライミング世界選手権」女子リードで、銅メダルの快挙を達成!
この快挙で、第一人者の野口啓代さんが持っていた16歳の最年少記録を更新してしまいました。
この大会は東京オリンピックの選考大会の一つとして注目されていました。
その大会で素晴らしい成績を残した森秋彩選手は、世界中の注目を集めています。
ここで森秋彩選手のこれまでの戦績をまとめてみます。
2015年、2016年 ジュニアオリンピックカップ連覇
2016年 全日本ユース選手権 リード、ボルダリングの2冠
2016年、2017年 リード・ジャパンカップ 連覇
2018年 日本選手権リード競技 優勝
2019年リード・ユース日本選手権 優勝
こうしてみると、数多くの大会で実績を残していて、すごいとしか言えません。
2020年2月現在、森秋彩選手は高校1年生の16歳。
2015年、2016年のジュニアオリンピックカップの時は、小学6年生と中学1年生というから、ただものではないなと思ってしまいます。
スポーツクライミング世界選手権で野口啓代さんの最年少記録の更新もしているので、今後の活躍に期待大です。
森秋彩のシューズは?
ボルダリングで使うシューズは、普通のスニーカーとは素材やフィット感が違います。
足先で踏ん張ることも多いため、相性のいい靴を選ぶことが大切です。
森秋彩さんの愛用シューズは「レディースアディダス ファイブテン」というモデル。
黒ベースに鮮やかなオレンジ系の赤が配色されていて、とても印象的なモデルです。
このシューズは「adidas ROCKSTARS TOKYO 2019」で優勝して、記念品としてもらった靴だということです。
クライミングシューズは特殊なソールを使って、吸い付くような摩擦が得られるようになっています。
また、普通のシューズと違って、足にタイトフィットするようサイズ設定がされています。
初めて履くと、かなり小さく感じる人も多いとか。
ファイブテンモデルは長く履いていても疲れにくく、足に馴染みやすいと言われているので、森秋彩選手も履きやすさから愛用されてるのかもしれませんね。
森秋彩の筋肉画像がやばい!詳しく調査
2018年は身体の軽さだけでなくパワーもつけるために、2019年3月の「リード・ジャパンカップ」までの一年間で体重を8㎏も増やしています。
燃焼系のトレーニングも取り入れ、スポーツ栄養学の本を読んで食事のメニューも変えています。
その結果、引き締まった筋肉に持久力とパワーが加わりました。
Instagramに投稿された写真を見ると、本当にきれいな無駄のない筋肉だということがよく分かります。
高校生でこの筋肉を維持するのは、とても大変だと思います。
ボルダリングで活躍するために、日々トレーニングをされているのでしょう。
こちらの画像が2019年の「リード・ジャパンカップ」時のものです。
二の腕や太ももに注目すると、しっかり筋肉がついていることが分かります。
こちらは2018年の「ボルダリング・ジャパンカップ」時のものです。
上の写真と比べると、腕も足も筋肉はあるものの、ほっそりした感じがします。
写真を見比べて分かる通り、たった一年でかなりの筋肉をつけていますよね。
成長期ということもあるでしょうが、何よりも森秋彩選手の努力という部分が大きいのでしょう。
クライミングにストイックに取り組む姿勢に、アスリートとしての意識と本気さを感じました。
森秋彩の性格はマイペース?
森秋彩さんは、周りの大人が驚くほどのマイペースだといいます。
競技中に会場がどよめいたり、競技後インタビュアーが駆け寄っていっても、とにかく反応が薄いとか。
高校生だと周りのどよめきに気を取られたりしがちですが、それに反応しない森秋彩さんはすごいですよね。
マイペースというより、それだけ競技への集中力が高く、自分の世界を持っているのでしょう。
周りのどよめきなどに左右されないメンタルが、どのように培われてきたのか知りたいものです。
森秋彩に彼氏はいるの?
高校生になった森秋彩選手の恋愛面が気になる方もいらっしゃるでしょう。
調べてみましたが、彼氏に関する情報は出てこないため今はいないようです。
世界大会での活躍も増えていますし、今はクライミングが楽しくて、恋愛については考えられないのかもしれません。
好きなことに没頭するというのも、高校生らしくていいですよね。
森秋彩の今後に期待!
前述のとおり、国内外の大会で実績を残している森秋彩選手は、これからの成長が未知数であり、今後の活躍に大きな期待がかかります。
高校1年生ということは、これから身体がしっかりしてきて、筋肉のつき方も変わってくるはずなので、今まで以上の成績を残せるでしょう。
周りに左右されないマイペースな部分があるので、自分らしさを大切にクライミングを続けてほしいと思います。
森秋彩の出身中学高校や両親は?ボルダリングでメダル期待の声!まとめ
出身:茨城県
生年月日:2003年9月17日
身長:154㎝
体重:42㎏
握力:右 35㎏、左 30㎏
6歳でクライミングを始め、8歳でアンダー14の国際大会で優勝。
高校1年生で迎えた、2019年「スポーツクライミング世界選手権」女子リードで、銅メダルに輝き、野口啓代選手の最年少記録を更新。
幼い頃からクライミングの才能を開花させてきた森秋彩選手。
周りに流されないマイペースさと負けず嫌いな性格で、出来ないことにもコツコツ取り組んできました。
まだ高校生ですし、これからの成長と幅広い活躍への期待が膨らみます。